ベンガル猫のカミちゃん生後7ヶ月目の避妊手術を受けて来ました!
- 術後の様子
- 性格の変化
- 体調など
について、術後3日後までの様子をまとめてみます。
ベンガル猫が気になってる方や、猫の避妊手術の様子を知りたい方の参考になれば幸いです。
猫の避妊手術。前日の用意って?
- 12時間の絶食
- 3時間前まで水は飲んでもOK
猫さんの準備は、主に12時間の絶食です。手術時間から逆算して12時間前までならご飯を食べてOK。また、手術時間の3時間前までは水は飲んでも大丈夫。
カミちゃんの場合はお昼に手術をする予定になったので、断水のタイミングで獣医さんのところへ連れていくことにしました。
- 体重・体調を確認
- 血液検査は子猫なのでしなくてもOKの確認
- 手術のカンタンな説明
先生が上記をしてくれた後、さらっと「お預かりしますね~」とお別れの瞬間。カミちゃんは優しく抱えられ、問答無用で連行されていきました。
猫の避妊手術の前日までにやっておくといいこと
- オススメは、身体検査や相談に一度病院に行っておくこと
体重や虫歯などの体のチェックをしてもらっておくとかなり安心です。手術の前に病気があると、手術ができないまま発情期になってしまい、また手術のタイミングがずれていきます。
そうなるとどんどん大変になってしまうので、一度先生に診てもらっておくことをオススメします。ワクチンが終わっていない場合、ワクチンをうつ必要もあります。

手術についてもしっかり聞くタイミングを作っておくと、こちらも安心ですよ
成猫→やる
子猫→どっちでも(やる人少ない)
猫の手術を申し込む時には、血液検査を希望するか聞かれました。成猫なら病気の可能性もあるためほぼ必ずやるそうです。
子猫の場合は「心配ならやってもいい」と言われたので、うちはやらないことにしました。
もし、事前にワクチンを受けていない場合は手術と一緒に受ける可能性もあると思います。
カミちゃんの場合、1度手術の予約がてら先生に体のチェックをしてもらったので、その時にワクチンなどの確認済みでした。
カミちゃんはペットショップでお迎えした仔ですが、売られている間にワクチンは全部受けていたので手術時は何も問題なしでした。
お迎えは翌日。ぱっと見元気そうだけど…?
翌日、獣医さんが営業中ならいつでもお迎えOKとのことで、朝さっそくお迎えに。病院に入った瞬間からカミちゃんの大声が響いていました。。
名前を呼ばれて、エリザベスカーラーをつけたカミちゃんと1日ぶりに対面。良かった、無事だったんだね…!と思ったけど、腕には点滴した後の包帯が巻かれていて少し病人感がありました。
私の手をクンクンして、喉をゴロゴロしてくれたカミちゃん。元気そうです。先生ありがとうございました~!
というわけで無事手術が終わった猫の術後3日間の変化をまとめます…!
猫避妊手術後:お迎えした日の様子
- 避妊手術の毛刈りがちょっとおもろい
- 手術の傷口がけっこうえぐい
- 帰ってきた瞬間は元気→だんだんと静かに

避妊手術の毛刈りがちょっとおもろい
笑うところではないのかもしれませんが、ガッツリ刈られてるのを見るとちょっと吹き出しそうになりました。
ヒョウ柄は毛だけじゃなくて、皮膚にもちゃんと柄があるようです。勉強になります。。(刈られた部分を見つめながら)
どのぐらいで元のように戻るのでしょうか?経過を見ます。
手術の傷口がけっこうえぐい
術後の傷口は、いかにも「切って縫いました」という感じで4cmほど赤くなっていて、かなり痛そう。写真を撮ろうと思ったけど、あまりにも痛々しくてやめてしまいました。
3日目になると少し赤みが引いた感じですが、まだ少し赤いです。
帰ってきた瞬間は元気→だんだんと静かに
家に帰ってきてから、しばらくは元気そうにうろうろしていたカミちゃん。
『おうちだー』
と自宅警備モードなのかと思いきや、しばらくすると静かにキャットタワーのある寝室へ入っていきました。

手術前はずっと私たちのまわりをうろつくか走り回るかだったのに、静かに寝に行くなんてすごい変化です。
やっぱりしんどいのかな?と夫婦2人で見守ることにしました。
昼過ぎになると、私たちのベッドの上で縮こまっていました。横に寝そべるのも傷が痛いようで、首はエリザベスカーラーが苦しそうです。首が好きなように置けず辛いのでしょう。
様子を見ていると夫の足にくっついてきて、縮みこんだまま顎と手を夫の足にちょこんと乗せて寝始めました。夜にくっついてきたことはあっても昼間にじーっとしているなんて初めてです。
猫の避妊手術後、甘えるようになるのはホント!?
手術をすると性格が変わる、というのはほんとかもしれません。
夕方、リビングに来たと思えばパソコンを触る私の膝に乗ってきて寝始めました。とにかくくっついていたいようです。
めちゃくちゃかわいいんですけど、その分辛くて甘えてるのかな…と思うと心配になってきます。
寝てるように見えても、物音がすると目を開けるので、目を瞑ってるだけな感じがします。
麻酔が切れてきたのか、夜は完全にダウン
夜になっても、映画を見ている私のお腹の上や太ももの上に乗ってきて寝そべっていました。いつもなら走り回ったり、おもちゃで遊んだりしているのに…
いつもなら『にやあにやあ』と大声で何か言ってくるのですが、ひとことも鳴きません。私たちが歩けばついてきてじーっと見つめてきますが、椅子やソファに座ると上に乗ってきてじっとしています。
完全に性格が変わった?
もともと人間が好きで甘えん坊なところはありますが、べったりとくっついたり膝に乗ったりするタイプではなかったので、手術後が辛くて甘えているだけかもしれません。
カミちゃんはもともと、ペットショップで私の手の中で寝始めたぐらい人との距離感が近い猫だったのですが、家に来るととにかくよく走り回って、ベンガルらしいやんちゃな仔でした。
寝る時は私や夫にくっついたきて一緒に寝ていたこともありますが、家に来て2ヶ月もするとキャットタワーの上を気に入ってずっと寝ていました。
落ち着いてきてどうなるか、ちょっと楽しみです。
術後服を着せるため、脚を触ろうとするとマジギレされた
術後服というものを知っていますか?
エリザベスカーラーがあまりにもつらそうなので、術後服というものを作ってみました。
Tシャツを再利用したテキトーなやつなんですが、エリザベスカーラーで壁にぶつかったり、トイレしにくそうだったりしているのでなんとか外してあげられないかなと思ったのです。
ですが、お腹の部分に布がくるとカミちゃんは嫌そうにしました。
服に後ろ脚を入れてほしくてちょっと触ろうとすると
『やめてよおお!!!』
と言わんばかりのパンチを私の顔にしてきて、その声が聞いたことのないぐらいのあまりにも悲しそうな辛そうな鳴き方だったので諦めました。

やっぱり痛いんだね…
手術の後は全然鳴かなくなった
カミちゃんは”おしゃべり猫”と私があだ名をつけたぐらいず~っと何か喋っていました。私が「カミちゃん」と呼ぶと『にゃあ!』といつも返事してくれます。
ですが、手術の後は全然鳴きません。3日たって、やっとか細い声でちょっと鳴くようになってきました。
「カミちゃん」と呼ぶと『(にゃあ)』と鳴くような口の動きだけさせます。サイレントニャーかもしれません。
いつもならお腹が空いて早朝から『にゃあにゃと』鳴きまくるのですが、3日目は静かに私の顔を踏みまくって起こしてきました。
エリザベスカーラーのせいで鳴きにくいのか?元気がないのか?
このまま静かになると嬉しいような寂しいような…。痛みが取れればまた鳴くようになるんじゃないかと思います。
先生から言われた、猫の避妊手術後の「お腹のしこり」について
ときどき、糸とお腹の脂肪の化学変化でうずらの卵みたいなしこりができることがあります。
猫の手術後、ぷっくりとうずらの卵ぐらいの大きさにしこりができることがあるようです。今のところカミちゃんにはできていません。
猫の避妊手術後のトイレ
カミちゃんは全然いつもどおり。でもちょっと柔らかいかも?
お迎え当日は、小が少し少ないような気がしました。大はいつも通りです。
2日後から小の量は戻り、大がちょっと軟便な気がしないでもありません。お腹を壊しているほどでもなさそうですが、経過を見守ります。
トイレをするとき、エリザベスカーラーに大便がついてしまいます。笑 し終わった後に匂いを嗅ぐのでついてしまうようです。
こればっかりはどうしようもないので、ついたら拭くを繰り返しています。
猫の避妊手術後の食事
お迎え日からガツガツ食べる!食欲は変わらず
病院で朝ごはんをもらったそうで、夜も普通にご飯を食べました。
3日後になっても食欲に関しては何も問題なくいつも通りです。
ただ、カミちゃんはペットショップからお迎えした当日からガツガツご飯を食べていたのでかなり食欲があるタイプだと思います。
慣れない場所に来て緊張していた風なのに、『みゃうみゃう』鳴いて食べていたので、ストレスがかかると食が細くなるタイプの猫ちゃんは手術の後食べなくなるかもしれません。